お彼岸やお盆、周年法要のお供えに
私たちの暮らしの中で、たとえば誕生日や結婚記念日など、特別な一日にはご馳走を食べますよね。同じように仏さまの世界でも特別な日には、特別なお供えをすると仏さまは喜ばれます。つまり供養になるということです。では「 特別なお供え」とは何になるのでしょうか?いろいろな考え方がありますが、お経や戒名が印されたお線香はその1つといってよいのではないでしょうか。お経は成仏を祈る文言であり、戒名には故人の生前の人柄を偲んだ文字が含まれているので、よい供養になると思います。なにより、いつもと違うものを供えたいという、その「気持ち」が仏さまにも届くことでしょう。
ご葬儀に参列できず、後日お悔みを伝えたいとき
出張などどうしても葬儀に参列できなかったとき、後日になって訃報を知ったときなど、日を改めてお悔みを伝えたいときってありますよね。ご自宅にお伺いするか、あるいはお供え物を発送するか、どちらかの対応が多いかと思います。葬儀に参列するのであれば、最近はお香典を辞退されるケースがほとんどなので、お供えを考えることはありませんが、後日となると何らかのお供え物が必要となります。参列できなかった非礼を詫びる意味も含まれるので、何がよいか迷うもの。「お花は場所をとるし、お菓子は家族が少ないと持てあますし、お線香はありきたりだし、かといって変なものを送ってしまうのも…」とアレコレ悩まれた経験のある方も多いのでは。そんなときは天経香がおススメです。お線香に鮮やかに印された経文は見る人を引き寄せる特別感があります。品物自体はお線香ですから礼を失することもない、というスグレモノです。
取引先関係の不幸に、誠意を見せたいときに
様ざまなおつきあいを「冠婚葬祭」というように、葬儀は仕事上のおつきあいでも重要な意味を持っています。いうまでもなく、故人を悼みご遺族の心を慮る気持ちが第一ですが、「葬」をスマートにこなせる人は、やはり好印象や信頼を得やすいことも事実です。お取引先のご不幸に、少し気の利いたお供えができれば、あなた(や会社)の株があがることもあるでしょう。そういったことは別にしても、せっかくお供えをするのであれば、あなた(会社)のキモチがより伝わる方法を選んでみてはいかがでしょうか。お経が印刷されたお線香は珍重な品物として受け止めてもらいやすいでしょう。もちろん、単に珍しいというだけでなく、お経は故人の成仏を祈る文言ですから、供養としての意味も込められています。また、故人の戒名が印されたお線香であれは、なおのこと特別感が増します。
生前大変お世話になった方、長年交誼のあった方、あるいは仕事上の重要なおつきあいのある方などに、より深い気持ちを伝えたいときってありまよね。そんなとき、故人の戒名が印字されたお線香をお供えしてみてはいかがでしょうか。故人のためだけのお線香ですから、よい供養になると思います。ただ、戒名を知ることは案外と困難なことが多いです。そういった場合、たとえば四十九日など忌明けに送られる満中陰の挨拶状であれは、戒名が書かれていることが大半です。そこで、忌明け後の初盆やお彼岸、あるいは一周忌などにあらためて戒名線香をお送りしてみるのもよいかと思います。戒名には故人の生前の人柄などが反映されていることが多く、ご遺族に戒名の文字にちなんだエピソードなどをお話し(手紙にしたためる)などすれば、故人を偲ぶことにつながり、何よりの供養となることでしょう。これは私自身の体験で証明済みです。
より深い
気持ちを
伝えたいとき
お線香をあげる
習慣をつけよう
焚いてこそ供養です。
経文の入った特別なお線香
お線香はお釈迦様が生前に好んでお香を焚いておられたことに起源があるといわれていますが、それが現在の形である棒状(スティック)になった「線香」は意外に歴史が浅く江戸時代からといわれています。さらに経文や故人の戒名が入ったお線香が生まれたのはつい最近のことです。もともとお線香にはお清めや仏様のお食事の意味がありますが、香りと煙が仏様と人間を結ぶ架け橋になるという大切な目的もあります。経文や戒名が刻まれたお線香には教義に裏づけられた意味はありません。しかしお線香に刻まれた経文を読んで心を鎮め火を灯して手向ければ、その経文や戒名は祈る人の思いとともに煙となって静かに仏様のもとへと立ち昇ってゆくのです。
特別な日のご馳走としてぜひ「経文の刻まれたお線香」天経香をご愛用ください。
お客様からも「こんな風に使っています」との
お便りをいただいております
私が新入社員のころにお世話になった上司が亡くなったことを知ったのは、ご葬儀から1週間後でした。というのも、その方は定年後に故郷へ戻られていて、ご親族だけで送られたとの手紙をいただいたからです。右も左もわからない私に根気よく指導していただいたおかげで、曲がりなりにも今の自分があると思っています。ですので、何らかの形で気持ちを届けたいと思いました。といって、上司の奥様とは面識がないため、あまり高価なものだと、かえってご負担に思われてもいけないし、どうしようかと考えていたところ、ネットで天経香の存在を知りました。しかもよく見ると戒名の印刷もできるとのこと。お値段も9,000円とお手頃でした。早速、私はご実家へ電話し、半ば強引に戒名を聞き出しました。上司のお名前は誠さんで、戒名にも「誠」の文字がありました。私はお線香とともに手紙を添え「部下時代によく言われた『営業として最大の武器は誠実さだ』という教えを、今も大切にしています。戒名にもそのお人柄が表れているのを見て、涙があふれてきました」と認めました。すると奥様からご返信をいただき「このお線香できっと成仏してくれます」と書かれていました。お世話になりっぱなしの上司でしたが、ほんの少しですがご恩返しができたかな、と思っています。
東京都 32歳 青野仁志
三恵堂より
ご葬儀に参列できなかった想いを、天経香に託されたのですね。戒名のお線香は原稿のやり取りなど、お客様のお手をわずらわせることも多いのですが、それだけに気持ちのこもったお供えとなるのではないかと思います。
先様の気持ちに負担をかけずに、
心のこもったお供えを
したいとき。
位牌の
代わりとして。
昨年、夫を亡くしました。私たちには娘が二人おり、とくに夫は幼いころからとても可愛がっていました。子どもたちも反抗期らしい時期もなく父を慕っていました。今は二人とも結婚し、それぞれ県外で暮らしております。夫が何より大切にしていた二人の娘には、父親のことをできるだけ思い出してもらいたい、それが夫の供養にもなると思っていました。そこで、夫の月命日には戒名が印刷されたお線香を送ることにしました。たとえ線香を焚かなくとも、線香を眺めるだけでも戒名を目にすることになり、月に一度でも父親を偲んでくれればという思いからです。幸いにも二人とも命日には電話をくれ「ありがとう。ちゃんとお線香を焚いて手を合わせたよ」と言ってくれます。夫もきっと喜んでくれ、天から私たち家族を見守ってくれていると信じています。
埼玉県 76歳 主婦
三恵堂より
ありがとうございます。お線香をいわば位牌の代わりとしてご使用いただいているのですね。優しいお二人のお嬢様の姿をご覧になって、ご主人もさぞかし目を細めておられることでしょう。
贈答用 黒色化粧箱 (般若心経)
大切な方への贈り物に高級感ある黒色化粧箱でお包み。
天目釉で仕上げた清水焼香立付きですぐにお使いいただけます。
2ミリ四方の角型線香16本に276文字の般若心経が収まっています。
香りは上品な白檀の香り。
普段よりも背筋を伸ばしてお線香をあげたくなります。
1箱(16本入) 3,850円(税込)
新聞記事に紹介されました
お客様の声
ひとめぼれで
即買いしました。
通販サイトでこのお線香を見たときから
「ひとめぼれ」でした。
般若心経の細かな文字が印刷されたお線香なんて初めてでした。ちょうど父の命日が近づいていたので、迷わず購入しました。実物は写真で見るよりもずっと鮮やかな色だったので、なんだかお線香を焚くのがもったいない気がして、しばらくは火をつけずにそのまま飾っていたくらいです。おかげでよい供養となりました。きっと亡き父も喜んでくれていると思います。
奈良県 59歳 山田美恵子様
三恵堂より
「ひとめぼれ」だなんて、なんだか照れてしまいます。でも、そのお言葉は、とてもうれしく思います。線香職人にも伝えておきます。きっと、張りきってより色映えするよう精進すると思います。ありがとうございました。
口うるさい
義母が…。
お彼岸に義実家のお仏壇に
「南無阿弥陀仏」のお線香をお供えしました。
私は珍しいものが好きな性分なので、「へぇ~」という好奇心のまま買ったのですが、その後に大事なことを忘れていることに気づいてしまいました。主人の母が礼儀やしきたりにうるさく、これまでも何度かお小言をちょうだいしていたのです。「印刷の入ったお線香?何それ?うちではずっと○○堂のお線香って決めていること、知らなかったの?」と義母のイヤミ混じりのお説教がリアルに想像できましたが、せっかく買ったお線香なので思い切って義母に差し出しました。すると意外や意外、「まあ、きれいなお線香ね。お経が入ったお線香だなんて、いいもの見つけてきたわね。きっとお父さんも喜んでくれるわよ」といつもの渋~い表情とは打って変わったニコニコ顔で接してくれました。義母のポイントも稼げたし、よいお彼岸の供養になりました。
神奈川県 36歳 水谷かなえ様
三恵堂より
お義母さまの厳しいお眼鏡にも適ったのですね。私たちもホッと一安心です。お彼岸の定番にしていただければ嬉しく思います。
戒名に刻まれた
父の教えを胸に。
亡父の戒名を
お線香に印刷してもらいました。
生前、父は口が酸っぱくなるほど「人の役に立てる男になれ」と私に言っていました。子どものころは、あまりピンとこなかったのですが、大人になって意味が分かるようになりました。なので、父が亡くなった際はご住職にお願いして奉仕の「奉」の文字を戒名に入れていただきました。父の教えにしたがって現在は消防隊員として日々、市民の安全と命を守っているつもりです。でも正直、火災が怖くなる時があります。辛いこともあります。そんな時は、この戒名が印されたお線香を仏壇にあげて父の声を回想し、初心に帰るようにしています。お線香をあげるたびに戒名をつぶやきながら父を偲んでいます。
広島県 38歳 吉田英彦様
三恵堂より
お線香、そして戒名を通じてお父さまと会話をされているのですね。戒名には故人の人柄や生き様が表れているので、亡き人を偲ぶよい機会になると思います。立派なお父さまの教えを胸に、これからも私たちの暮らしを守ってください。
京都の思い出と
ともに。
夫の生前は、
よく一緒に京都旅行を楽しみました。
私はお寺参りが好きで、くたびれ果てた夫の背中を押しながら無理やり付き合わせていたものです。そんな夫が亡くなったのが3年前。しばらくは心に穴が開いたような日々を送っていましたが、そんな私を見かねてか、友人が京都旅行に誘ってくれました。久しぶりにめぐる京都のお寺に心躍る思いがしました。そのとき、手にしたバス路線図のガイドに載っていたのが天経香でした。とても京都らしい商品だと思い、夫へのお土産代わりに買いました。帰宅後、さっそくお線香に火を灯しました。夫との思い出が詰まった京都旅行で出合ったお線香。「南無阿弥陀仏」と唱えながら、夫との会話を楽しんでおります。
宮城県 72歳 丹羽直子様
三恵堂より
そうなんです、皆さん意外と京都のお土産として買われることが多いんです。やはり京都はお寺の町だからでしょうか。天経香でご主人との思い出話に花を咲かせてください。お買い上げありがとうございました。
旧友の訃報を
聞いて…
「亡くなった友人もきっと喜んでいる」とおっしゃってくださいました
小、中学校と一緒だった古くからの友人。いつもバカばっかりしてた…。亡くなったと聞き、ご家族のもとへ…。なんともならない、おさまらない、悲しく虚しいきもち。先に旅立った友人とご家族様に何かしてやれる事はないかと思い、お線香を差し上げて少しでも供養になればと・・・、パソコンでいろいろ検索して見ると、天経香が!しかも戒名が入れられる事を知って「これだ!」と思い、すぐ様申込み、幸い会社が近かったので、伺って戒名の確認、梵字もお願いしたら快良く引き受けてくださいました。先日、その友人ご家族様からお礼のお電話を頂戴しました。ホントに喜んでいただいて、「亡くなった友人もきっと喜んでいる」とまでおっしゃってくださいました。梵字、戒名入りのお線香にして本当によかったと思いました。私の心までも慰められました。どうもありがとうございました。
京都市上京区 森尻幹雄様
三恵堂より
梵字・戒名を印字した天経香はその方のためだけに作った特別なもの。ご旧友のご家族にもお悔やみの心が伝わったようで私たちも嬉しく思います。お買い上げありがとうございました。